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防犯ブザー ランドセルに取り付けていても大丈夫ですか??

新一年生になりランドセルの準備もそろそろでしょうか?
イオンのCMでは
エヴァちゃんが可愛いと話題で
テレビ番組にも出演していましたが

でも心配になるのが登下校時に
犯罪に巻き込まれたりしないか。

そんなときによく持たせるのが防犯ブザーですが
防犯ブザーは何を選べばいいんですか?
分かりますか?
どうやって使えばいいのか。
分かりますか?

防犯の為と思って購入したものが
全く役に立たないどころが
犯罪者に利用された事例もあるらしいですね。

せっかくの防犯ブザー無駄にならない為に
以下の項目でまとめてみました。



防犯ブザー選びかた


●どれをえらべばいいの?
今はいろいろな種類の防犯ブザーが売られています。
100円ショップでも購入することができます。
それではどれを選べばいいのでしょうか?

選ぶときに気になる点は

こういったことを考慮する必要があります。

音の大きさでは
85デシベル以上のものを選ぶことが推奨されています。

デシベルとは音の大きさの単位で
デシベルの音の大きさの目安は以下になります。

音の大きさ 音の目安
120デシベル 飛行機エンジンの近く
110デシベル 自動車の警笛 ( 前方 2m)
100デシベル 電車が通るときのガード下
90デシベル 大声による独唱,騒々しい工場の中
80デシベル 地下鉄の車内,電車の中
70デシベル 電話のベル,騒々しい街頭,騒々しい事務所の中
60デシベル 静かな乗用車,普通の会話
50デシベル 静かな事務所
40デシベル 市内の深夜,図書館,静かな住宅地


・音の鳴らし方には
ピンを引きぬいて鳴らすものや
ボタンを押して鳴らすものがあります。
使いやすいものを選ぶ必要がありますが
簡単に止められてしまうものは
犯人に取り上げられてすぐに止められてしまうので
簡単には止められないモノを選ぶ必要があります。

・電池の種類
電池の種類には
ボタン電池や単4電池や単5電池などが使われています。
こちらは消耗品です。
電池がなくなったらすぐに交換が必要ですので
特殊な電池ではなく
いつでも入手可能な電池を使っているモノを選びましょう。
ボタン電池などはいろんな種類があるので気をつけましょう。
単4電池や単5電池の方が電池の持ちがいいようです。

・頑丈さ
これはかなり重要になります。
ちょっとしたことで壊れてしまうと
いざという時に役に立ちません。
特に小さなお子さんだと
普段から乱暴な使い方をして
どこかにぶつけたりなど
ふつうにやってしまことなので
頑丈さは重要です。

●どこにつける?
ランドセルに取り付ける場合は
肩ベルトにつける。

ランドセルの側面に取り付けてしまうと
いざという時に手が届かずに
使うことができなません。

また 首からぶら下げていると
犯人につかまれて首をしめあげられたという
事例もありますので
首にぶらさげるのもやめましょう。

それから長いひもでぶら下げていると
逃げているときなど
ゆらゆら揺れていてつかみづらいという事例もあるので
ひもでつるす場合は短めにした方が良いようです。

とにかく手の届かないところに
あってもいざという時に使えないので
カバンの中にしまってあるなどはダメですね。

事例として抱きつかれれて
手が上にあげることが出来ずに
使えなかったということもあったそうです。

抱きつかれた場合でも使える位置にあるのが理想ですね。

●効果はあるの?
効果はあります。

実際この防犯ブザーのおかげで助かった事例はあります。

ですが
防犯ブザーがあれば大丈夫と思って安心してはダメなんです。

防犯ブザーが鳴れば誰かが助けに来てくれると
思っている方もいるかもしれませんが
それはあまり期待しない方がいいようです。

経験がある人もいると思いますが
あのうるさい防災ベルが鳴り響いても
即座に行動する人は今の日本では
ほとんどいません。

だって学校や職場でも
あわてず落ち着いて行動しましょうと
教え込まれて来ていて
だれかが避難指示をしないと
ほとんどの人が
何も行動しないのではありませんか?

それに実際になっていても
どうせ誰かのいたずらだろうと
考えたりしたことはありませんか?

自分のまわりに危険が迫っていると
即座に考える人って少ないんですよね。

なので防犯ブザーくらいがなっても
すぐに誰かが駆けつけてくれるなんて
考えは捨てましょう。

じゃ防犯ブザーなんて意味ないっってこと?
って思ってしまいますが

防犯ブザーは犯人に心理的プレッシャーを与えるという
目的が大きいようです。

実際防犯ブザーの音を聞いて
犯人がびっくりして逃げていく事例が
多くあります。

なので防犯ブザーをならして
助けを待つのではなく
犯人がびっくりしたところで
すかさず逃げるというのが
一番ではないでしょうか。

ブザーを止めようとして
襲いかかってくる場合もありますので
その場合は
防犯ブザーをそのまま投げ捨てて
逃げるという方法が良いと思います。

とにかく危険からは逃げるが基本ですね。

●実例

午後6時ころ、帰宅途中の小学生女児が後ろからついて来る男に気付いた。
女児は 万一に備え、持っていた防犯ブザーを掴みながら歩くことにした。
その後、人気の無い場所に差し掛かったところ、その男が近寄って来て「俺んとこ来て、とにかく来て」等と言いながら、女児の両肩を抱き、路地に連れ込もうとした。
女児は怖かったが、 掴んでいた防犯ブザーを必死で鳴らしたところ、その男は「止めろ、止めろ」と言い、逃げ出した ので重大な被害に遭わなかった。
午後9時ころ、20代の女性が帰宅途中、突然、男に後ろから抱きつかれ「声を出すな」と脅された。
更に、その男は「静かにしろ、すぐに終わるから」等と脅し、女性の髪の毛を掴み、わいせつな行為を迫って来た。
女性は、恐怖から大声で助けを呼ぶことが出来なかったが、必死で体をひねって逃げようとしたところ、所持していた防犯ブザーが鳴り、 その音を聞いた男が急に走って逃げ出した ので重大な被害に遭わなかった。


防犯ブザーがあっても危なかった事例
①防犯ブザーが長いひもで取り付けられ,襲われた
時にひもが大きく触れて,ブザー本体を確保でき
なかった。
②防犯ブザーを取り付けた位置が高すぎ,犯罪者に
抱きしめられ,手が腰以上に上がらなかった。
③防犯ブザーの電池が切れいていて,ひもを引いた
が鳴らなかった。
④防犯ブザーは鳴ったが,誰も来なかった(ふざけ
ていると思われた)。
⑤防犯ブザーも鳴って人もかけつけたが,その人が
来るまでに,体を触られてしまった。
(出典:「防犯先生の子ども安全マニュアル」東洋経済新報社/著:
清永賢二)

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